「バックギャモンって面白そうだけど、ルールが複雑そう…」と思っていませんか?実はバックギャモンは、基本ルールを覚えるだけなら5分もあれば十分です。この記事では、初心者の方でも視覚的に理解できるよう、動画を交えながらルールをステップ式で解説します。盤面セットアップからベアリングオフまで、つまずきやすいポイントも丁寧に説明するので、今日からすぐにプレイを始めることができます。
【動画で完全理解】バックギャモンの基本ルール5ステップ

バックギャモンのルールは、5つのステップに分けて覚えると驚くほどスムーズに理解できます。
テキストだけで読むよりも、実際の動きを映像で確認しながら学ぶ方が圧倒的に効率的です。
以下では各ステップに対応した動画を紹介しつつ、要点をわかりやすく解説します。
ステップ1|盤面のセットアップと駒の初期配置【動画あり】
バックギャモンの盤面は24本の「ポイント(point)」と呼ばれる三角形で構成されており、各プレイヤーが15枚ずつ駒を持ちます。
初期配置は決まっており、以下のように駒を並べます。
- 自分の第24ポイントに2枚
- 自分の第13ポイントに5枚
- 自分の第8ポイントに3枚
- 自分の第6ポイントに5枚
相手も同様に、鏡像となる位置に配置します。
初期配置を覚えるコツは「2・5・3・5」という数字のリズムで暗記することです。

以下の動画では、初期配置の覚え方を映像で丁寧に解説しています。初めての方はぜひ動画と照らし合わせながら実際に駒を並べてみてください。
ステップ2|サイコロの振り方と駒の動かし方【動画あり】
各ターンにサイコロを2個振り、出た目それぞれを使って駒を動かします。
例えば「3」と「5」が出た場合、1枚の駒を3マス動かしてもう1枚を5マス動かすか、1枚の駒を合計8マス動かすことができます。
駒の進む方向は自分のホームボード(第1〜6ポイント)に向かう方向で、一方通行です。

重要なルールとして、相手の駒が2枚以上重なったポイント(ブロック)には進めません。
また、サイコロの目は必ず両方使わなければなりませんが、どちらか一方しか使えない場合は大きい目を優先して使います。
動画で実際の駒の動かし方を確認してみましょう。
ステップ3|ヒットとバーからの復帰ルール【動画あり】
相手の駒が1枚だけのポイント(ブロット)に自分の駒を進めると、相手の駒を「ヒット」することができます。
ヒットされた駒は盤面の中央にある「バー(bar)」と呼ばれる仕切りに置かれます。
バーに駒がある間は、その駒を最優先でゲームに復帰させなければなりません。他の駒を動かすことは一切できません。
復帰方法は、サイコロを振って出た目に対応する相手のホームボードのポイント(第19〜24ポイント)に空きがあれば、そこに駒を置くことです。
相手にホームボードをすべて2枚以上でふさがれている(クローズドボード)場合は、復帰できるまでターンをパスしなければなりません。

ヒットとバーからの復帰は試合の流れを大きく変える重要なルールです。以下の動画で実際の場面を確認してください。
ステップ4|ベアリングオフで駒をゴールさせる【動画あり】
自分の15枚の駒すべてをホームボード(第1〜6ポイント)に集めたら、「ベアリングオフ(bearing off)」を開始できます。
ベアリングオフとは、サイコロの目に従って駒を盤外に出す(ゴールさせる)フェーズです。
サイコロの目と同じポイントに駒があれば、その駒を盤外に出せます。
サイコロの目に該当するポイントに駒がない場合は、それより大きい番号のポイントに駒があれば必ずそのポイントの駒を動かさなければなりません。大きい番号のポイントに駒がない場合に限り、駒が存在する最も大きい番号のポイントから駒を盤外に出せます。
先に15枚全部を盤外に出したプレイヤーが勝利です。
ベアリングオフの具体的な動き方は動画で確認するとより直感的に理解できます。

ステップ5|ダブリングキューブの使い方【初心者は省略OK】
ダブリングキューブ(doubling cube)とは、ゲームの賭け点を2倍・4倍・8倍…と増やしていくための特殊なサイコロ状の道具です。
初心者の段階では使わなくてもゲームは成立しますが、上級者になると戦略の重要な要素となります。
使い方の概要は以下の通りです。
- 自分のターン開始前に「ダブル(倍にしませんか?)」と宣言できる
- 相手は「テイク(受ける)」か「パス(降参して現在の賭け点を失う)」を選択する
- テイクした場合、ダブリングキューブの権利は相手に移る
- 以降は相手がさらに2倍を宣言できる(リダブル)
初心者のうちはダブリングキューブなしでプレイし、ゲームの流れに慣れてから導入することをおすすめします。
バックギャモンとは?ゲームの目的と基礎知識

ルールを学ぶ前に、バックギャモンというゲームの全体像を把握しておきましょう。
ゲームの背景や目的を理解しておくと、個々のルールが「なぜそうなっているのか」が腑に落ち、記憶にも定着しやすくなります。
世界最古のボードゲーム|5000年の歴史と魅力
バックギャモンは約5000年前にメソポタミア地方(現在のイラク周辺)で生まれたとされる、世界最古のボードゲームのひとつです。
古代エジプト、ローマ帝国、ペルシャなど世界各地の文明でプレイされてきた歴史があり、現在も世界100カ国以上でプレイヤーが存在します。
日本では日本バックギャモン協会(JBS)が普及活動を行っており、国内でも毎年多くの大会が開催されています。
世界選手権はモナコで毎年開催されており、日本人プレイヤーも世界トップレベルで活躍しているほど、競技としての水準が高いゲームです。
5000年の歴史を持ちながら、現在でも世界中で愛されている理由は「運と実力が絶妙にミックスされたゲーム性」にあります。
勝利条件をシンプルに解説|先に全ての駒をゴールさせれば勝ち
バックギャモンの勝利条件は非常にシンプルで、「自分の15枚の駒を全て盤外(ゴール)に出した方が勝ち」です。
各プレイヤーはサイコロを振りながら自分の駒を一方向に進め、最終的にホームボードに集めてからベアリングオフ(盤外への排出)を目指します。
勝利の種類は3つあり、点数計算に影響します。
- シングル(1点):相手がベアリングオフを1枚以上済ませている状態で勝利
- ギャモン(2点):相手がベアリングオフをまだ1枚もしていない状態で勝利
- バックギャモン(3点):相手がベアリングオフをまだ1枚もせず、かつバーまたは相手のホームボードに駒が残っている状態で勝利

将棋・チェスとの違い|運と実力のバランスが初心者にも優しい理由
将棋やチェスは完全情報ゲームと呼ばれ、運の要素がゼロの純粋な実力勝負です。
一方、バックギャモンはサイコロを使うため「運の要素が約30〜40%、実力の要素が約60〜70%」と言われています。
この特性により、初心者でも上級者に勝てる可能性があり、対戦相手との実力差が開いていても楽しめます。
| ゲーム | 運の要素 | 人数 | 1ゲームの目安時間 |
|---|---|---|---|
| バックギャモン | あり(サイコロ) | 2人 | 約10〜30分 |
| 将棋 | なし | 2人 | 約30分〜数時間 |
| チェス | なし | 2人 | 約20分〜数時間 |
また、将棋やチェスに比べてルール数が少なく、基本ルールは10分以内に習得可能なため、幅広い年代に親しみやすいゲームです。
初心者がつまずきやすいバックギャモンのルール3選

基本ルールを覚えた後も、実際にプレイし始めると「これってどうするの?」と迷う場面が出てきます。
ここでは初心者が特につまずきやすい3つのルールを、具体例を交えて解説します。
「駒を動かせない」ときのパスルールと対処法
サイコロを振っても、出た目に対応する有効な動きが一切ない場合はターンをパスします。
ただし、「動かしにくい」「不利になる」という理由ではパスできません。パスが認められるのは本当に有効な手が存在しない場合のみです。
よくある状況としては、相手にホームボードを完全にクローズ(6つのポイントすべてを2枚以上でふさがれた状態)されてバーから復帰できないケースです。
また、サイコロの目を両方使える場合は必ず両方使わなければならず、片方しか使えない場合は大きい目を優先して使用するというルールも覚えておきましょう。
ゾロ目の処理で混乱しない!4回移動の具体例
サイコロがゾロ目(同じ数字が2つ)の場合、その目を2回ではなく4回使えます。
例えば「3・3」のゾロ目が出た場合、3マスの移動を合計4回行えます。
具体的な使い方の例を示します。
- 1枚の駒を12マス(3×4)動かす
- 2枚の駒をそれぞれ6マス(3×2)ずつ動かす
- 4枚の駒をそれぞれ3マスずつ動かす
- 組み合わせて複数の駒を異なる回数動かす
ゾロ目は通常のターンの2倍の移動量になるため、ゲームの流れを一気に変える強力なチャンスとなります。
ただし、ゾロ目でも動かせない目は使えません。4回すべてを使えない状況では使える分だけ使います。
ベアリングオフ中にヒットされたらどうなる?
ベアリングオフ中に自分の駒がヒットされた場合、その駒はバーに置かれ、ベアリングオフを一時中断しなければなりません。
バーに駒がある限り、ベアリングオフを続けることはできず、まず相手のホームボードにバーの駒を復帰させることが最優先となります。
復帰させた後は、再び15枚全部をホームボードに集めてからベアリングオフを再開する必要があります。
これがゲーム終盤の最大のリスクであり、ベアリングオフ中でもブロットを作らないよう慎重に駒を動かす戦略的判断が重要です。
特に、相手の駒がまだバーや相手側ホームボードに残っている状況でのベアリングオフは慎重さが求められます。
ルールを覚えたら実践!無料で遊べるアプリ・サイト3選

ルールを頭に入れたら、実際にプレイしてみるのが上達の一番の近道です。
ここでは無料で今すぐ始められる環境を3つ紹介します。
Backgammon Galaxy|登録不要でブラウザから即プレイ
Backgammon Galaxy(バックギャモンギャラクシー)は、アカウント登録不要でブラウザからすぐにプレイできるオンラインサービスです。
CPU対戦・人間との対戦どちらにも対応しており、世界中のプレイヤーとリアルタイムで対局できます。
初心者向けのチュートリアル機能も充実しており、ルールを確認しながらプレイできるのが大きな魅力です。
画面はシンプルで操作しやすく、スマホ・PC両対応のため、場所を選ばず練習できます。
Backgammon NJ|スマホで手軽にCPU対戦練習
Backgammon NJは、iOSとAndroid両方に対応したスマートフォン向けアプリです。
CPU(コンピューター)との対戦に特化しており、難易度を細かく調整できるため、自分のレベルに合った練習が可能です。
通信環境がなくてもオフラインでプレイでき、通勤時間や隙間時間を使った練習に最適です。
基本機能は無料で使えるため、まず気軽に試してみることをおすすめします。
GNU Backgammon|最強AIで上達を目指す人向け
GNU Backgammon(GNUバックギャモン)は、世界トップレベルの強さを誇るオープンソースのバックギャモンソフトウェアです。
単なるゲームソフトではなく、対局の分析機能が充実しており、自分の手がどれほど良かったか(または悪かったか)を数値で教えてくれます。
プロプレイヤーも練習やトレーニングに使用するほど信頼性が高く、本気で上達したい人には欠かせないツールです。
PCにインストールして使用するタイプで、完全無料で利用できます。
バックギャモンのルールに関するよくある質問

バックギャモンに関してよく寄せられる質問をまとめました。
ルールを覚え始めた段階で疑問に思いやすい点を中心に回答します。
Q. バックギャモンは何人で遊ぶゲーム?
A: バックギャモンは基本的に2人で遊ぶゲームです。チーム戦や観戦を含む形式もありますが、プレイヤーとして対局するのは常に1対1となります。
Q. 1ゲームの所要時間はどれくらい?
A: 初心者同士のカジュアルなゲームであれば約10〜20分程度が目安です。経験者同士の競技では1ゲーム10分以内で終わることも珍しくありません。ダブリングキューブを使うマッチ形式では複数ゲームをまとめて行うため、トータルで30〜60分かかることもあります。
Q. 子どもでもルールを理解できる?
A: はい、小学校低学年(6〜7歳)程度でも基本ルールは理解できます。サイコロの目を数えて駒を動かすシンプルな仕組みのため、子どもでも楽しめるゲームです。ダブリングキューブは大人になってから導入しても問題ありません。
Q. ダブリングキューブは必ず使う必要がある?
A: いいえ、ダブリングキューブは必須ではありません。特に初心者同士でプレイする場合や、カジュアルに楽しむ場合はダブリングキューブなしで十分です。競技や賭けが絡む本格的なゲームになって初めて積極的に使う要素です。
Q. オンラインと対面どちらで始めるのがおすすめ?
A: ルール習得という観点ではオンライン(アプリ・ブラウザゲーム)から始めるのがおすすめです。反則手を自動的にはじいてくれるため、ルールを間違えるリスクなく練習できます。ルールに慣れてきたら対面での対局も楽しめるようになります。
まとめ|動画でルールを覚えて今日からバックギャモンを始めよう

この記事では、バックギャモンのルールを動画と合わせて5つのステップで解説しました。
最後にポイントを整理します。
- 基本ルールは5ステップ:セットアップ→駒の動かし方→ヒットと復帰→ベアリングオフ→(ダブリングキューブ)の順で覚える
- 勝利条件はシンプル:15枚の駒を全て盤外に出した方が勝ち
- つまずきやすい3点:パスルール・ゾロ目の4回移動・ベアリングオフ中のヒットをしっかり理解する
- 無料アプリで即練習:Backgammon Galaxy、Backgammon NJ、GNU Backgammonを活用する
- 動画で視覚的に確認:テキストだけでなく動画を繰り返し見ることで理解が定着する
5000年の歴史を持つバックギャモンは、ルールを覚えた瞬間から奥深い戦略の世界が広がります。
まずは動画を見ながら駒を並べてみることから始めてみてください。
今日からあなたもバックギャモンプレイヤーとしての第一歩を踏み出しましょう!


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