「バックギャモンって面白そうだけど、ルールが難しそう…」と感じていませんか?実は、基本ルールは数分で理解でき、スマホアプリを使えば今日中に最初の1ゲームを楽しめます。本記事では、ゲームの概要から初期配置・駒の動かし方・実際のゲームの流れまで、初心者が迷わないよう完全に解説します。読み終えるころには、あなたもすぐにプレイを開始できるようになります。
今日からバックギャモンを始める3つの方法

バックギャモンを始めるルートは大きく3つあります。
①無料スマホアプリ・②PCオンライン対戦・③物理ボードの購入です。
どの方法でも今日からプレイできますが、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
まず手軽さを求めるなら無料アプリ、対人戦を楽しみたいならオンライン対戦、じっくり本格的に楽しみたいなら物理ボードがおすすめです。
【最速5分】無料アプリでプレイ開始する手順
スマホアプリを使えば、インストールから最初のゲーム開始まで約5分で完結します。
iOSなら「Backgammon – Lord of the Board」、Androidなら「Backgammon Free」などが定番の無料アプリです。
インストール後の手順は以下の通りです。
- アプリを起動し、言語設定を日本語に変更(アプリによっては英語表示のままでもOK)
- 『Play』または『1人プレイ』を選択
- 難易度を最低(Easy / Beginner)に設定
- ゲームスタート!ヒントモードをオンにすると、動かせる駒がハイライト表示される
ヒントモードを活用することで、ルールを覚えながら自然にプレイできるため初心者に最適です。
アプリのAI対戦は24時間いつでもプレイ可能で、費用は完全無料。まず感覚をつかむのに最も効率的な方法です。
【一人でもOK】オンライン対戦の始め方
本物の対人戦を楽しみたい方には、オンライン対戦プラットフォームがおすすめです。
世界最大のバックギャモンオンラインサイトは「FIBS(First Internet Backgammon Server)」や「Backgammon Galaxy」などがあり、無料アカウントを作成するだけで世界中のプレイヤーと対戦できます。
登録手順は以下の通りです。
- 各サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードでアカウント作成
- 初期レーティングが設定され、同レベルの相手とマッチングされる
- 『Play Online』からゲームを開始
レーティングシステムにより、同程度のスキルを持つ相手と対戦できるため、初心者でも楽しみやすい環境が整っています。
また、日本国内では日本バックギャモン協会が主催するオンラインイベントや大会も開催されており、日本語でコミュニティに参加することも可能です。
【本格派向け】物理ボードの選び方と購入方法
実際にボードを手に取りながらプレイしたい方は、物理ボードの購入を検討しましょう。
価格帯は大きく3つに分かれます。
| 価格帯 | 特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| 1,500円〜3,000円 | プラスチック製・折りたたみ式 | 試しに始めたい入門者 |
| 5,000円〜15,000円 | 木製・磁石付き・安定感あり | 定期的に楽しみたい中級者 |
| 20,000円以上 | 本革張り・高級木材・収納ケース付き | インテリアとしても楽しみたい本格派 |
購入場所はAmazon・楽天市場などのECサイトが品揃え豊富でおすすめです。
検索キーワードは「バックギャモン セット」や「バックギャモン ボードゲーム」で探すと見つかりやすいです。
初めての購入なら3,000円前後の折りたたみ式木製ボードが、耐久性とコストのバランスが良くおすすめです。
バックギャモンとは?3分でわかる基礎知識

バックギャモンは2人で行うボードゲームで、サイコロを振って駒を進め、相手より先に自分の全15個の駒をゴールから外すことを目指します。
シンプルなルールながら、駒の配置や戦略次第で勝負が大きく変わるのが魅力です。
世界最古のボードゲーム「運×戦略」の魅力
バックギャモンの歴史は約5,000年前にさかのぼり、古代メソポタミアが発祥とされています。
現在もルールはほぼ変わらず受け継がれており、世界最古のボードゲームのひとつとして知られています。

このゲーム最大の特徴は「運と戦略の絶妙なバランス」です。
サイコロの結果は運に左右されますが、出た目をどの駒にどう使うかは完全に戦略で決まります。
チェスのように相手の動きを読む読み合いと、ポーカーのような確率計算が融合しており、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。
世界規模の大会も毎年開催されており、日本からも多くのプレイヤーが参加しています。
必要な道具一覧(ボード・駒・サイコロ)
バックギャモンのプレイに必要な道具は以下の通りです。
- バックギャモンボード:24本のポイント(三角形)が描かれた専用ボード
- 駒(チェッカー):白15個・黒15個(または2色、計30個)
- サイコロ:各プレイヤー用2個ずつ(計4個)
- ダイスカップ:サイコロを振るためのカップ(省略可)
- ダブリングキューブ:賭け倍率を示す6面体のキューブ(カジュアルプレイでは省略可)
市販のバックギャモンセットにはこれらが一式含まれているため、セットを購入すればすぐに始められます。
アプリやオンラインプレイの場合は、道具は不要です。
プレイ人数と1ゲームの所要時間
バックギャモンは2人専用のゲームです。
3人以上で楽しむ場合は、交代でプレイするか、トーナメント形式を採用するのが一般的です。
1ゲームの所要時間は、初心者同士でおよそ15〜30分、慣れたプレイヤー同士なら5〜15分程度です。
テンポよく進むため、空き時間に気軽に楽しめるのも魅力のひとつです。
本格的な大会では複数ゲームをまとめたマッチ形式(先に決められたポイントを取った方が勝ち)が採用されるため、長ければ1〜2時間になることもあります。
【図解】バックギャモンの基本ルールと始め方

バックギャモンのルールは複雑に見えますが、覚えるべき基本は7つだけです。
まずはボードの構造と初期配置を把握し、次に駒の動かし方を覚えることで、すぐにプレイを始められます。
ボードの見方と初期配置【配置図付き】
バックギャモンのボードは、24本の三角形(ポイント)が交互に配置された構造で、12本ずつ上下に分かれています。

各エリアの名称は以下の通りです。
- ホームボード(インナーボード):自分の駒が最終的に集まるエリア(1〜6番ポイント)
- アウターボード:中間エリア(7〜12番ポイント)
- バー:ボード中央の仕切り。ヒットされた駒が置かれる場所
初期配置は以下のルール通りに並べます。
- 24番ポイントに2個
- 13番ポイントに5個
- 8番ポイントに3個
- 6番ポイントに5個
相手の駒は自分の駒と鏡対称に配置されます。

駒の動かし方5つの基本ルール
駒の動かし方は以下の5つのルールに従います。
- サイコロの目に従って駒を進める:2個のサイコロを振り、それぞれの目の数だけポイントを進める。2つの目は別々の駒に使っても、1つの駒に合計して使ってもOK
- 相手の2枚以上の駒が乗ったポイントには止まれない:ブロックと呼ばれ、そのポイントは通過することも止まることもできない
- 1枚だけの相手の駒(ブロット)はヒットできる:自分の駒をブロットに進めると、相手の駒をバーに送れる
- ヒットされた駒はバーから再開(エンター)が最優先:バーに駒がある間は、他の駒を動かす前に必ずエンターしなければならない
- 動けない目は放棄する:有効な手がない場合はその目をスキップ。できるだけ多くの目を使う義務がある
参考:バックギャモンのルール(基本編)| 日本バックギャモン協会
ゾロ目が出たときの特別ルール
2個のサイコロが同じ目(ゾロ目)になった場合、通常の2倍、合計4回分の目を使うことができます。
例えば「3-3」のゾロ目が出た場合、3マス進む動きを4回行えます。
4回の動きは1つの駒に全て使っても、複数の駒に分けても構いません。
ゾロ目は一気に状況を変えるチャンスであり、バックギャモンの醍醐味のひとつです。
ただし、全ての目を使えない場合は使えた分だけで終了となります。
ヒット(相手の駒を振り出す)のやり方
ヒットとは、相手のブロット(1枚だけのコマ)が止まっているポイントに自分の駒を進めることで発生します。
ヒットされた相手の駒はバーに置かれ、次のターンから相手はバーの駒を優先的にエンターしなければなりません。

エンターは相手のホームボード(1〜6番ポイント)のいずれかに、サイコロの目で戻すことで行います。
相手のホームボードが全て2枚以上で埋まっている場合、エンターできずターンがスキップされます。
これを利用して相手を足止めするのが「クローズドボード戦略」と呼ばれる戦術です。なお「プライム戦略」は連続したポイントにブロックを並べ相手の駒を閉じ込める別の戦術を指します。
ベアリングオフと勝利条件
ベアリングオフとは、自分の全15個の駒をホームボード(1〜6番ポイント)に集め終えた後、サイコロの目に従って駒をボードの外に出す作業です。

勝利条件は相手より先に自分の15個全ての駒をボードの外に出すことです。
勝ち方には以下の3種類があります。
- シングル勝ち:通常の勝利。相手が1枚以上ベアオフしていた場合。得点×1
- ギャモン勝ち:相手が1枚もベアオフできていない状態での勝利。得点×2
- バックギャモン勝ち:相手がバーまたは自分のホームボードに駒が残っている状態での勝利。得点×3
参考:バックギャモン初心者が今日から始められる基本ルールと上達への道
初めての1ゲーム完全シミュレーション

ルールを覚えたら、実際のゲームの流れをシミュレーションで体感しましょう。
序盤・中盤・終盤の3フェーズに分けて、各局面での考え方を解説します。
ゲーム開始〜序盤の基本的な動き方
ゲームは両者がサイコロを1個ずつ振り、大きい目を出したプレイヤーが先攻となります(同じ目の場合は振り直し)。
先攻は相手と合わせて出た2つの目(例:自分が4、相手が2なら「4-2」)を使って駒を動かします。
序盤の基本的な考え方は以下の2点です。
- ポイントを確保する(2枚以上の駒でブロックを作る):相手の進路を塞ぎ、安全なルートを確保する
- 後方の駒(24番・13番ポイント)を前進させる:後ろに取り残された駒はヒットされるリスクが高いため、早めに動かす
序盤でよく使われる定石手として、「3-1」なら5番ポイントを確保、「6-1」なら7番ポイントを確保するなどのパターンがあります。
参考動画:
中盤の攻防で意識すべきポイント
中盤はヒットと安全な移動のバランスが鍵になります。
主に意識すべきポイントは以下の3つです。
- プライムを構築する:連続した6ポイントのブロック(プライム)を作ることで、相手の駒を完全に足止めできる
- ブロットを減らす:1枚だけの駒はできるだけ作らない。やむを得ず作る場合は相手の駒から遠い場所に配置する
- バーの駒を優先的にエンターする:バーに駒がある状態は非常に不利。どの目でエンターできるかを最初に確認する
また、相手のホームボードにブロックを作られている場合は無理にヒットを狙わず、安全に前進を続けるのが賢明です。
終盤〜ベアリングオフで勝ち切るコツ
全ての駒をホームボードに集めたら、ベアリングオフを開始します。
ベアリングオフの基本ルールを確認しましょう。
- サイコロの目と同じポイントの駒を外に出せる(例:「4」が出たら4番ポイントの駒を出す)
- 出した目より大きい番号のポイントに駒が1枚もない場合(全ての駒が出した目より小さい番号のポイントにある場合)、最も大きい番号のポイントの駒を外に出せる
- 出せる駒がない場合は、できるだけ高いポイントから駒を移動させる
効率よく勝ち切るコツは、駒を高いポイントに集中させないよう均等に分散させることです。
6番ポイントに駒が固まっていると低い目が出たときに無駄が生じるため、1〜6番に均等に2〜3枚ずつ配置する状態を目指しましょう。
バックギャモン初心者がやりがちな3つのミスと対策

初心者がゲームで負けてしまう原因の多くは、特定のミスパターンに集約されます。
事前に知っておくことで、最初から賢いプレイができます。
ミス①:ブロット(1個駒)を作りすぎる
初心者は駒を広げすぎてしまい、あちこちにブロット(1枚だけの駒)を作りがちです。
ブロットは相手にヒットされるリスクが高く、ヒットされるとその駒はバーから再スタートとなり大幅なタイムロスになります。
対策:2枚以上の駒でポイントを確保することを優先する。
1枚の駒を単独で前進させるよりも、既にある駒に重ねてポイントを固める動きを意識しましょう。
やむを得ずブロットになる場合は、相手の駒から6ポイント以上離れた安全圏に配置するのが基本です。
ミス②:後ろの駒を放置してしまう
初心者は前に進んでいる駒ばかり動かし、24番ポイントにある後方の駒を放置してしまいがちです。
後方の駒が取り残されると、相手の駒が全てホームボードに入った後もそこから脱出できず、バックギャモン負け(得点×3)につながるリスクがあります。
対策:序盤から後方の駒を意識的に前進させる。
特にゲーム序盤の大きな目(5・6など)は後方の駒に使うのが効果的です。
後方の駒がある程度前進していれば、ヒットされたとしてもリカバリーしやすくなります。
ミス③:ダブリングキューブを理解していない
ダブリングキューブは、ゲームの賭け倍率を2倍に増やすことができる特殊なキューブです。
初心者はこのルールを知らないまま「2」の面を無視してプレイすることがありますが、理解しておくと戦略の幅が広がります。

基本的な使い方:自分が有利な局面でダブルを提案し、相手が受け入れればゲームの価値が2倍になります。相手はダブルを拒否することもでき、その場合は即座に現在の賭け金で負けとなります。
対策:まずはダブリングキューブなしでルールを覚え、慣れてから徐々に取り入れる。
カジュアルプレイでは「ダブリングキューブなし」でも十分楽しめます。
上達したい人への次のステップ

基本ルールを覚えたら、次のステップとして学習リソースの活用・良質なボードの購入・対戦相手探しの3つが効果的です。
無料で学べるおすすめ学習リソース
バックギャモンの上達には、動画や書籍・公式サイトの活用が効果的です。
- YouTube動画:ルールや定石をわかりやすく解説した動画が豊富。初心者向け講座シリーズは特におすすめ
- 日本バックギャモン協会の公式サイト:ルール・用語集・大会情報など、日本語で充実した情報が得られる
- アプリのAI対戦機能:毎日少しずつAIと対戦することで、判断力と読みが鍛えられる
初心者向け講座動画:
また、英語学習も兼ねて英語圏のチュートリアル動画を視聴するのも上達の近道です。
参考動画:
続けるなら揃えたいおすすめボード
ゲームを継続するモチベーション維持には、自分好みのボードを持つことが大切です。
以下の基準で選ぶと失敗しにくいです。
- サイズ:テーブルの大きさに合わせて選ぶ。一般的なサイズは幅50〜60cm程度
- 素材:木製が扱いやすくコスパが良い。本革は高級感があるが価格も高め
- 磁石付き:外出先や旅行に持ち運ぶ場合は磁石付きが便利
- ダブリングキューブ付属:本格的に遊ぶならダブリングキューブが含まれているセットを選ぼう
予算5,000〜10,000円のミドルレンジ製品は品質と価格のバランスが良く、長期間使用できるためおすすめです。
仲間・対戦相手を見つける方法
対戦相手を見つけることで、ゲームの楽しさが倍増します。
以下の方法で仲間を見つけましょう。
- 日本バックギャモン協会(JBGF):全国各地で定期的な例会・大会が開催されており、初心者歓迎の会も多い
- SNS(X・Facebookなど):「バックギャモン」でコミュニティを検索し、オフ会や対戦相手を募集するグループに参加する
- オンライン対戦サイト:世界中の対戦相手と24時間いつでも対戦可能
- ボードゲームカフェ:バックギャモンを取り扱う店舗も増えており、初心者向けイベントを開催している店舗もある
初心者向けのオープン大会も定期的に開催されているため、「まだ下手だから…」と躊躇せずに参加してみることをおすすめします。
バックギャモンの始め方に関するよくある質問

Q:バックギャモンは運ゲーですか?
Q. バックギャモンは運ゲーですか?
A: 運の要素はありますが、純粋な運ゲーではありません。サイコロの結果は確かにランダムですが、同じ目が出たときにどう使うかは完全に戦略で決まります。長期的に見ると、実力のあるプレイヤーが高い確率で勝ちます。チェスとポーカーを組み合わせたゲーム性と言えます。
Q:子どもでも遊べますか?何歳から?
Q. 子どもでも遊べますか?何歳から?
A: 一般的に8歳前後から楽しめます。数字の読み取りと基本的な足し算ができれば問題ありません。子ども向けアプリもあり、教育的なボードゲームとして親子で楽しむケースも多いです。ダブリングキューブなどの高度なルールは省略して遊ぶのがおすすめです。
Q:一人で練習する方法はありますか?
Q. 一人で練習する方法はありますか?
A: はい、あります。スマホアプリのAI対戦が最も手軽で効果的です。難易度を段階的に上げながら対戦することで、着実に実力が身につきます。また、対局の棋譜(手順記録)を振り返ることができるアプリを使えば、どの手が悪かったかを分析する練習も可能です。
Q:どのくらいで上達できますか?
Q. どのくらいで上達できますか?
A: 基本ルールの習得は数時間〜1日、基本的な戦略(ポイントの確保・ブロットを減らすなど)の習得は1〜2週間が目安です。毎日20〜30分のAI対戦を続けると、1ヶ月後には友人に勝てるレベルになる方が多いです。上を目指すには数年単位の継続が必要ですが、入門の敷居は非常に低いゲームです。
まとめ:バックギャモンは今日から始められる

この記事では、バックギャモンの始め方からルール・実践シミュレーション・初心者のミスと対策まで、徹底的に解説しました。
まとめると、以下の通りです。
- 今日すぐ始めるなら:無料スマホアプリが最速・最安。5分でプレイ開始できる
- 基本ルールは7つだけ:サイコロの目で進む・ブロックに止まれない・ブロットはヒットできる・エンター優先・ゾロ目は4倍など、シンプル
- 初心者の3大ミス:ブロット過多・後ろの駒放置・ダブリングキューブ無視を事前に知っておけば即戦力になれる
- 上達の最短ルート:毎日AI対戦+動画・公式サイトでの学習の組み合わせが効果的
- 対人戦はオンラインか協会イベントで:初心者歓迎の場が多く、仲間も見つけやすい
難しそうに見えるバックギャモンも、最初の一歩を踏み出してしまえば驚くほどシンプルで奥深い世界が広がっています。
まずは今日、無料アプリをインストールして最初の1ゲームを体験してみましょう。
参考リソース:

コメント