バックギャモンは世界中でプレイされているボードゲームです。英語圏のプレイヤーと対戦したい、海外サイトで学びたいと思っても、専門用語や会話フレーズがわからず困ることはありませんか?この記事では、盤面用語からダブリングキューブの表現、オンライン対戦で使えるフレーズまで、バックギャモンに必要な英語表現を完全網羅しています。初心者から中級者まで、すぐに実践で使えるガイドとしてぜひご活用ください。
【早見表】バックギャモン頻出英語用語クイックリファレンス

まずは実戦でとくに頻繁に登場する英語用語を一覧で確認しましょう。対戦前にざっと目を通すだけで、英語環境でもスムーズにゲームを楽しめるようになります。
今すぐ使える!頻出英語用語TOP15
以下は、バックギャモンのオンライン対戦や英語解説動画で最もよく登場する15の基本用語です。
| 英語用語 | 日本語訳 | 簡単な説明 |
|---|---|---|
| Checker | チェッカー(駒) | 盤面に置く各プレイヤーの駒 |
| Point | ポイント | 駒を置く盤面上の三角形のマス |
| Bar | バー | 盤面中央の仕切り部分 |
| Hit | ヒット | 相手の単独駒を取り、バーに送ること |
| Bear off | ベアオフ | 駒をボードから取り出す最終フェーズ |
| Double | ダブル | ダブリングキューブを使って賭けを2倍にすること |
| Take | テイク | ダブルを受け入れること |
| Pass / Drop | パス・ドロップ | ダブルを拒否してゲームを終えること |
| Gammon | ギャモン | 相手が1駒もベアオフしていない状態での勝利 |
| Backgammon | バックギャモン(負け方) | 相手の駒がバーまたは自陣に残った状態での勝利 |
| Anchor | アンカー | 相手の陣地内に置く2駒以上のポイント |
| Prime | プライム | 連続して築く6ポイントのバリケード |
| Blot | ブロット | 単独で置かれた駒(ヒットされやすい状態) |
| Pip | ピップ | 駒を動かすのに必要なマス数の単位 |
| Cube | キューブ | ダブリングキューブのこと |
これら15語を押さえておけば、英語の解説動画や海外プレイヤーとのチャットでも基本的なコミュニケーションが取れるようになります。
バックギャモンは英語で何という?名前の由来と意味

英語での正式名称は Backgammon(バックギャモン) です。発音は「バック・ギャモン(/ˈbækˌɡæmən/)」で、アクセントは最初の「バック」にあります。

語源については諸説ありますが、有力な説のひとつは 古英語の「Bac gamen」、すなわち「Back(戻る)+Game(ゲーム)」に由来するというものです。バーに送られた駒を再び盤面に戻す動作を指しており、ゲームの特徴をそのまま名前にしたと考えられています。
別の説では、ウェールズ語の「Baec gamen(小さな戦い)」が語源だとも言われています。歴史は非常に古く、5000年以上前にメソポタミアでプレイされていた遊びが原型とされています。
英語圏では単に BG と略されることもあります。また、同じゲームをフランス語では「Trictrac(トリクトラック)」、中東では「Tavla(タヴラ)」などと呼ぶ地域もありますが、国際的な公式名称は Backgammon で統一されています。
語源に関する詳細は以下の動画でも触れられています。
【カテゴリ別】バックギャモン基本用語の英語表現一覧

ここからは用語をカテゴリ別に整理して紹介します。体系的に覚えることで、試合中に自然と用語が出てくるようになります。

盤面・ボードに関する英語用語
バックギャモンのボードは独特の構造を持ち、各部位にはそれぞれ固有の英語名があります。
- Board(ボード):盤面全体のこと。
- Point(ポイント):駒を置く三角形のマスで、各プレイヤー側に12ずつ、合計24あります。
- Bar(バー):ボードの中央を縦に区切る仕切り。ヒットされた駒はここに置かれます。
- Home board(ホームボード):自分の駒をベアオフする際に使う、1〜6ポイントのエリア。
- Outer board(アウターボード):7〜12ポイントのエリア。
- Midpoint(ミッドポイント):13ポイントのこと。序盤の重要な拠点となります。
- Pip count(ピップカウント):全駒をベアオフするのに必要な合計移動マス数。レース状況の把握に使います。
各ポイントの名称についてはこちらの動画が参考になります。
駒(チェッカー)の動き・アクションの英語用語
駒を動かす各アクションにも、英語では決まった表現があります。正確に使い分けられると、解説動画の内容がぐっと理解しやすくなります。
- Move(ムーブ):駒を動かすこと全般。
- Hit(ヒット):相手のブロット(単独の駒)に自駒を移動させ、バーに送ること。
- Enter(エンター):バーにある駒を相手のホームボードから再入場させること。
- Bear off(ベアオフ):全駒をホームボードに集めた後、ボードから駒を取り出す行為。
- Stack(スタック):同じポイントに複数の駒を重ねること。
- Slot(スロット):あえてブロットを作り、次のターンでそのポイントを確保しようとする戦法。
- Cover(カバー):ブロットに追加の駒を乗せてポイントを確保すること。
- Forced move(フォースドムーブ):選択肢がなく、決まった動きしかできない状態。
ダブリングキューブ関連の英語用語
バックギャモン独自のルールであるダブリングキューブは、英語での表現をしっかり覚えることがオンライン対戦で特に重要です。
- Doubling cube(ダブリングキューブ):賭けの倍率を示すサイコロ型の道具。2・4・8・16・32・64の数字が書かれています。
- Double(ダブル):相手にキューブを提示し、賭けを現在の2倍に引き上げること。
- Take(テイク):ダブルを受け入れてゲームを続けること。
- Pass / Drop(パス・ドロップ):ダブルを拒否して現在の賭けで負けを認めること。
- Beaver(ビーバー):一部ルールで認められる、テイクと同時に即座に再ダブルする行為。
- Redouble(リダブル):キューブを持つ側がさらに賭けを2倍に引き上げること。
- Crawford rule(クロフォードルール):マッチポイントに到達したゲームの次の1ゲームではダブリングキューブを使用できないというルール。
- Automatic double(オートマティックダブル):先攻・後攻決めのロールが同じ目だった場合に自動的にキューブが倍になるルール。
ゲーム結果・勝敗を表す英語用語
試合の結果を表す用語は、スコアの計算にも直結するため正確に理解しておきましょう。
- Win(ウィン):通常の勝利。相手が少なくとも1駒をベアオフしている状態。賭け点数の1倍。
- Gammon(ギャモン):相手が1駒もベアオフしていない状態での勝利。賭け点数の2倍となります。
- Backgammon(バックギャモン):相手の駒がバーまたは自分のホームボードに残っている状態での勝利。賭け点数の3倍。
- Match(マッチ):複数ゲームを通じて特定のポイントを先取するシリーズ戦。
- Score(スコア):現在の得点状況。
- Concede(コンシード):ゲームを途中で投了すること。
ポジション・戦術名の英語用語
上級者の解説動画や戦術書でよく登場するポジション名・戦術名も英語で押さえておきましょう。

- Anchor(アンカー):相手のホームボード内に作る2駒以上のポイント。守備の要となります。
- Prime(プライム):連続する複数のポイントで形成するバリケード。最大6連続(Full prime / Perfect prime)で相手の通過を完全に阻止できます。
- Blitz(ブリッツ):積極的にヒットを繰り返し、相手の駒をバーに送り続ける攻撃戦術。
- Back game(バックゲーム):不利な状況で相手陣地に複数のアンカーを作り、逆転を狙う戦術。
- Running game(ランニングゲーム):コンタクト(接触)を避けて純粋なレースで勝負する戦術。
- Holding game(ホールディングゲーム):有利なポイントを長期間保持しながら待つ戦術。
- Connectivity(コネクティビティ):駒の配置が互いにサポートし合っている状態。
- Duplication(デュプリケーション):相手が良い目を出しにくくするよう駒を配置する概念。
より詳しい用語の視覚的な解説は以下の動画が参考になります。

サイコロの出目・ゾロ目の英語表現と読み方

サイコロの出目を正しく英語で読めるようになると、英語の実況解説や対戦中のチャットでも自然に対応できます。読み方のルールはシンプルなので、まずは基本から確認しましょう。
基本の出目の読み方・言い方
バックギャモンの出目は、大きい数字を先に読むのが基本のルールです。「6-3」なら six-three、「5-2」なら five-two のように、ハイフンでつなぐか「and」を使って読みます。
| 出目 | 英語読み |
|---|---|
| 6-5 | six-five |
| 6-4 | six-four |
| 5-3 | five-three |
| 4-2 | four-two |
| 3-1 | three-one |
| 2-1 | deuce-ace(スラング)またはtwo-one |
数字の「1」を Ace(エース) と呼ぶことも多く、「6-1」は six-ace と表現されます。これは USBGF(米国バックギャモン連盟)の公式用語集 でも確認できます。
ゾロ目・特殊な出目のスラング・愛称
ゾロ目(両方のサイコロが同じ目)は英語で Doubles(ダブルス) または Doublet(ダブレット) と呼びます。ゾロ目が出ると通常の2倍(4つ分)の移動ができるため、バックギャモンで最も重要な出目のひとつです。
| ゾロ目 | 英語正式名 | スラング・愛称 |
|---|---|---|
| 1-1 | Double ones / Ones | Snake eyes(スネークアイズ) |
| 2-2 | Double twos / Deuces | Deuces |
| 3-3 | Double threes / Threes | Trips / Boxcars(一部) |
| 4-4 | Double fours / Fours | Fours |
| 5-5 | Double fives / Fives | Fives / Speed rolls |
| 6-6 | Double sixes / Sixes | Boxcars(ボックスカーズ) |
Anti-joker(アンチジョーカー) という表現もあり、これは最悪のタイミングで出た不運な目を指すスラングです。逆に Joker(ジョーカー) は最高のタイミングで出た奇跡的な出目を指します。
オンライン対戦で使えるバックギャモン英語フレーズ集

海外プレイヤーとのオンライン対戦では、ゲームの用語だけでなく対話のフレーズも重要です。ここでは実際の対戦シーンで使えるフレーズをシーン別に紹介します。
対戦開始時の挨拶フレーズ
対戦が始まったら、まず簡単な挨拶でフレンドリーな雰囲気を作りましょう。
- 「Hello! Good game!」 ― こんにちは!いい試合をしましょう!(最もシンプルな開始の挨拶)
- 「Hi! GL HF!」 ― やあ!グッドラック、楽しんで!(略語版。よく使われます)
- 「Nice to meet you. Let’s have a great match!」 ― はじめまして。素晴らしい対戦をしましょう!
- 「Good luck to both of us!」 ― お互いにグッドラック!(親しみやすいフレーズ)
対戦中に使えるリアクションフレーズ
対戦中の自然なリアクションは、コミュニティへの馴染みやすさを高めます。
- 「Nice move!」 ― ナイスムーブ!(相手の好手を称える定番フレーズ)
- 「Great roll!」 ― 良い目が出たね!(羨ましいゾロ目などへの反応)
- 「Wow, lucky!」 ― すごい、ラッキー!(相手の幸運な出目への反応)
- 「Oops, bad roll for me…」 ― 残念な目が出てしまった…(自分の不運を表現)
- 「That was a tough one.」 ― これは難しい局面だ。(難しい判断を迫られたとき)
- 「I had no choice.」 ― 選択肢がなかった。(フォースドムーブだったときの説明)
- 「What a game!」 ― すごい試合だ!(接戦で盛り上がったときの感嘆)
ダブル・テイク・パス時の定型表現
ダブリングキューブを使う場面は、対戦中で最も会話が発生するシーンです。以下のフレーズを覚えておくと会話がスムーズになります。
- 「I double.」 ― ダブルします。(キューブを提示するときのシンプルな表現)
- 「Your cube.」 ― あなたのキューブです。(キューブを相手に渡すときの表現)
- 「I’ll take.」 ― テイクします。(ダブルを受け入れる表現)
- 「I’ll pass.」または「I drop.」 ― パス(ドロップ)します。(ダブルを断る表現)
- 「Are you sure you want to double here?」 ― ここでダブルするつもり?(軽い挑発や確認のフレーズ)
- 「This is a close take/pass decision.」 ― テイクかパスかの難しい判断だ。(局面を語るときに使います)
対戦終了時のマナーフレーズ
バックギャモンのオンラインコミュニティでは、終局後の挨拶が特に重視されます。勝敗に関わらず礼儀正しく締めくくることで、リピーターとして歓迎されます。
- 「Good game! Thanks for playing.」 ― グッドゲーム!対戦ありがとう。(最も標準的な終局の挨拶)
- 「GG! Well played.」 ― GG!よくやった。(略語版。’GG’は’Good Game’の略)
- 「Thanks for the great match!」 ― 素晴らしい対戦をありがとう!
- 「You played very well.」 ― 素晴らしいプレイでした。(勝った側が相手を称えるフレーズ)
- 「I got lucky at the end.」 ― 最後は運が良かった。(接戦を制したときの謙虚な一言)
- 「Rematch?」 ― リマッチしますか?(もう一度対戦したいときのシンプルな提案)
覚えておきたいオンライン略語一覧
オンライン対戦のチャット欄では、英語の略語が頻繁に使われます。知らないと意味がわからず戸惑うことがありますが、主なものは以下の通りです。
| 略語 | 元の表現 | 意味 |
|---|---|---|
| GG | Good Game | グッドゲーム(試合後の挨拶) |
| GL | Good Luck | グッドラック |
| HF | Have Fun | 楽しんで |
| WP | Well Played | よくやった、うまかった |
| TY | Thank You | ありがとう |
| NP | No Problem | 問題ないよ、どういたしまして |
| BRB | Be Right Back | すぐ戻ります(一時離席) |
| AFK | Away From Keyboard | 席を外しています |
| IMO | In My Opinion | 私の意見では |
| GN | Good Night | おやすみなさい |
| gg wp | Good Game, Well Played | GGとWPを合わせた挨拶 |
英語でバックギャモンを学ぶおすすめリソース

英語の用語やフレーズを覚えたら、次は実際に英語環境でプレイして定着させましょう。英語でバックギャモンを学べるリソースを厳選して紹介します。
海外オンライン対戦サイト・アプリ3選
英語環境で実戦練習できる主なプラットフォームを3つ紹介します。
① Backgammon Galaxy(バックギャモンギャラクシー):世界中のプレイヤーと対戦できる高品質なオンラインプラットフォームです。AIによる局面解析機能も充実しており、対戦後に自分の判断ミスを英語の解説付きで学べます。無料プランと有料プランがあります。
② FIBS(First Internet Backgammon Server):1992年からサービスを続ける世界最古のバックギャモンオンラインサーバーです。コマンドラインベースのシンプルなインターフェースで、世界中のプレイヤーと24時間対戦できます。英語のチャット文化が根付いており、本格的な英語練習の場になります。
③ Backgammon NJ(スマートフォンアプリ):iOS・Android両対応の人気アプリです。英語インターフェースで世界のプレイヤーと対戦できるほか、強力なAIとの練習モードも備えています。初心者から上級者まで幅広く使われている定番アプリのひとつです。
英語解説で人気のYouTubeチャンネル
英語の解説動画でバックギャモンの戦術を学べるYouTubeチャンネルを紹介します。
① Backgammon is Beautiful:バックギャモンの入門から上級戦術まで、視覚的にわかりやすい英語解説動画を多数公開しているチャンネルです。用語の視覚的グロッサリーや、22のオープニング返し手の解説など、体系的に学べるコンテンツが揃っています。
② Watch It Played(バックギャモン入門動画):ルールをゼロから丁寧に解説してくれる英語動画で、バックギャモン初心者に特におすすめです。英語字幕付きで視聴できるため、英語の聞き取りが苦手な方でも内容を確認しながら学べます。
③ 英語発音・用語学習向け動画:バックギャモン用語の英語発音を正確に身につけたい方には、発音練習に特化した動画も活用できます。
https://www.youtube.com/watch?v=9xsG7AwCDioまた、USBGF(米国バックギャモン連盟)の公式グロッサリーはオンラインで無料公開されており、英語用語の正式な定義を確認するのに最も信頼性の高いリソースです。Gammoned.comのバックギャモン辞書も世界最大級の収録数を誇り、マニアックな用語まで幅広くカバーしています。
まとめ:英語表現をマスターして世界中のプレイヤーと対戦しよう

この記事では、バックギャモンに関する英語表現を網羅的に解説しました。最後に要点を整理します。
- ゲーム名の由来:Backgammonは古英語の’Bac gamen’(戻るゲーム)に由来し、駒をバーから再入場させる特徴を反映した名前です。
- 基本用語の体系的習得:盤面・駒の動き・ダブリングキューブ・勝敗・戦術の5カテゴリで整理すると効率よく覚えられます。
- 出目の読み方:大きい数字を先に読み、ゾロ目はDoublesと呼びます。1はAce、特定のゾロ目にはSnake eyesやBoxcarsなどのスラングがあります。
- 対戦フレーズ:開始時の’GL HF!’、対戦中の’Nice move!’、終局後の’GG! Well played.’など、場面ごとの定型表現を使いこなすとコミュニティで歓迎されます。
- 学習リソース:Backgammon GalaxyやFIBSで実戦を積みながら、YouTubeの英語解説チャンネルで戦術理解を深めるのが効果的な上達ルートです。
英語でバックギャモンを学ぶことは、ゲームの上達と英語力の向上を同時に実現できる一石二鳥の取り組みです。
まずは今回紹介した頻出英語用語TOP15と対戦フレーズを手元にメモして、次のオンライン対戦で実際に使ってみましょう。世界中のプレイヤーと言葉を交わしながらプレイする体験は、バックギャモンの楽しさをさらに広げてくれるはずです。


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